私の友達の中で、自宅のそれそれの部屋にリトグラフ(lithograph, lithography)という版画の一種で作られたインテリア絵画を飾っている方がいます。
その人の家に行くと、とこかで観たことがあるなという感じの絵画が飾られています。
玄関にはモネの「笛を吹く少年」が飾られています。
もちろん、本物ではなくそのリトグラフで描かれた作品だそうです。
そして、客間には色使いが特徴的な女性がモチーフの絵画ですが、作者はマルク・シャガールだそうです。
まあ、人の趣味が色々あるので、一概には言えないでしょうが、私はこの友人の家に行く都度、彼の個性というものを感じます。
普通、こういうリビングや客間だと、無難な風景画や静物画が飾られているようなものだと思うのですが、大胆な色遣いの女性の絵画を飾っているところに主張があるのかなと思っています。
しかし、インテリアのひとつとしてリトグラフを飾るというのも悪くはないなと考え、自分の家を買った時に、私も気に入ったリトグラフをいくつか買い求め居間や玄関に飾ってみた。
もちろん、手書きの模写というのもあるそうですが、それも良し悪しで、やはり描く人の技量によって、せっかくの名画も作品の良さが100%再現されているとは思えないものもあり、なかなか選ぶのが難しいと思います。
しかし、証明書がきちんと付いている、エディションナンバーがあるリトグラフだと安心できて満足できるものが多かったので、リトグラフを選びました。